「宇宙に命はあるのか」
来週末締め切りの学会に出そうと思っていた内容の実験がうまくいかないので提出をあきらめたため,時間ができたのでまた本を読みました.
- 作者: 小野雅裕
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/02/06
- メディア: 新書
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NASAで火星ようのローバーの自動制御などに関わられている小野さんの本です.海外大学院留学の説明会等でご講演を聞いたことがあり,聴衆のモチベをあげるのが上手な人だな~と思った記憶があります.
本からも同じような,周りのモチベーションをあげてくれるような熱を感じました...大学院で,論文をいくらたくさん書いても人のモチベーションをあげられる文章を書けるのは生まれ持った才能なのでは...という気分になります...笑
相手に伝えられる文章を書く練習,私もしたいです!笑
以下感想とメモです.
感想:
宇宙関連のことしたいってプラネテスにどはまりしてたときに思ったけど,またこれ読んで関連のことしたい~って思った.いつか...!
(太陽系外惑星研究者の章を読んで)セクハラ問題はいくら研究成果を上げてても無視されない問題で,大学でそういったハラスメント防止のこともきちんと教えておかないと(本当は教えないまでも分かってるのが理想だけど),研究者人生を絶つ研究者が発生する事態がこれからも続いてしまうなぁと思った.(30代以下の人はだいたい発言に気を付けてるけど40代以上の先生はまだよくそういうのがわかってない印象を受ける)
今後1000年とかで人類が滅亡するとしたら地球温暖化か核兵器による滅亡の確率のほうが,小惑星衝突や地球外生命体による侵略の可能性より十分に高い.
⇒Twitterとかで地球温暖化笑みたいな反応してる人いるけど,地球温暖化が起こっていること自体はフェイクではないし,今の地球を人類にとって住みやすいためのものにしていくためには,地球温暖化対策ちゃんと国を挙げてしなきゃだめだよなぁってこの間の台風で思った~
人が創造できることはすべて実現できる.(イマジネーションの力~!)
地球以外の知的生命体がこちらを見つけるのは少なくとも,人間が電波を使って活動(テレビ配信)を始めてから100年のことを考えると,その電波はまだ100光年先までしか到達してないので,まだまだ難しいだろう.