恋愛相談から人生を考える
今回は、恋愛を通して考える人生について考えてみようかなと思います。 きっかけは桃山商事さんです。
知ったのは、2か月くらい前ですかね。某天才編集者がセクハラ問題で文春に載せられていたラインを見事な「クソライン」と称していたTweetから、ライムスター宇多丸さんのラジオに桃山商事の皆さんが出演されて、「クソライン」について話していた回を視聴したのがきっかけです。そのラジオは本当に面白かった、、、パワーバランスがある中で、女性に迫ったりするラインあるあるのはなしをしているんですが、「いやー聞いたことあるわ。。。笑」のオンパレードです。 ぜひ→
恋人でもない男から届く”ウギャ~”なメッセージ「クソLINE」の実体がヤバかった【桃山商事が検証】
そのあと、ちょっと気になって、書籍二つも読んじゃいました。
基本的に自分たちでやっているラジオで桃山商事の皆さんが話した内容から、まとめて書籍にしているようです。 恋愛相談を受けている中から見えてくる、いろいろな人の人生観であったり、人との関わり方であったり、恋愛の話をしているんだけど、「自分にとって何が大事なのか」みたいな人生の選択をどうするかみたいな部分について書いてある気がしました!恋愛っていう「ちゃらい」切り口から見えてくる人生、、、 けっして恋愛至上主義の人たちが「恋愛したほうがいいよね~」みたいな話をしているわけじゃないのがまたいい。
あと、なんかけっこう友達とかに相談うけてたときにどういう反応するのか最適か毎回悩んでいるんですけど、「生き抜くための恋愛相談」は、どう友達の相談に応えるべきかみたいなのの勉強にもなるのでお勧めです!
相談者の悩みの核心がどこにあるのかを探しながら聞く、相談者の自己認識と実際に悩んでいたポイントが違う場合もあったりとかするから、どこが悩みの核心なのかを探しながら聞く、みたいなところとかすごい参考になりました。恋愛相談だけの話じゃないね!
「どうしてズバッといわないのか?」に対しては、
「自分の解釈を押し付けたり、相手の話を勝手に要約したり一方的に断罪する行為」だし、「相手をコントロールしたい、マウンティングしたい、すごいって思われたい」という欲望がある」
、と。 確かに!なんかかっこいい自分なりの解釈相手に押し付けちゃってたかも、私、、、「相手のために」を考えたら、ズバッというのが答えじゃないかもしれない。
本人の葛藤を無視しちゃだめですよ
いやーほんまそれ...今すぐ解決策ほしいんじゃなくて、話して整理して、考える準備をしたいっていうのも相談に含まるからな....
「相談者さんには「話を聞いてもらっている」という申し訳なさのような気持ちがあるから、つい「そうですよね」て同意してしまう」
めちゃくちゃわかる....相談してる手前同意しなきゃ...ってなる....
相手の話を否定せず、こちらも自己開示しながら信頼関係を構築していく
これまじで大事!相談してくれてるのに、相手を否定したら二度と相談しなくなる.....相談してよかったって思うのって、相談することで、自分がどう考えていたのかを納得できるようになるっていうのが大事だから、この本で書かれていることは恋愛のことだけにあてはまらないよ...すごい。
印象に残った部分、忘れちゃうのでもったいないから書いておこうと思って今回書き残しておきます。
「生き抜くための恋愛相談」メモ
- (彼が何を考えているかわからず、関係性を深める一歩を踏み出せない女性に対して)「...わからないことに拘泥しつづけるよりも、わかることに焦点を当てていくほうが建設的です。」 「...自分のスタンスをハッキリ明示することによって、『主体的に決断し、動く』というカードを手にすることになるからです。....受け身になってズルズル引き込まれていくということはなくなるはずです」
- 憶測での話は進めない。
- 自分の気持ち・希望を整理する
- 自分が相手に何を求めているかを認識する
- All or nothing思考を捨てる(告白を拒絶されたら、自分を全否定されたと思う必要もない。中間の関係性を切り捨てる必要はない)→グラデーション思考へ ex) 「付き合う」の内訳をひとつづつ埋めて少しずつ関係を作っていく。そのうえで、最終仕上げとして告白をする。一か八かで告白する必要はないんだよ。
- 告白して断られてもそれまでの関係がなくなるわけじゃなくて、友達の関係に戻ることもできる(付き合うのがすべてではないと考える)
- 恋愛or notで考えない
- (重くならないためには?に対して)あまり自分に置き換えて話をしない、客観的な視点を心がける、感情や欲望を表に出さない
- (相手の嫌な部分に対してどう対処したらよいかについて)「●●は悲しい」「●●されると怖い」とかを伝える。あくまで自分がどう感じるかを伝える。批判ではなく
- 相手ベースで考えるのではなく、「自分はどうしたいのか」を考えて行動をする
- 相手を掘り下げて、同時に自己を開示していく
- 趣味特技仕事などの第三者を媒介にしたコミュニケーションを心がける。→リスペクト・興味関心をうむ
いい本だった!ラジオも聞くぞ!